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日・英・独索引集付 幾 何 光 学 1 (A5判 266頁)絶版
目  次

第1章 幾何光学の範囲
 1.1 光の存在
 1.2 発光体と暗体
 1.3 透明体と不透明体
 1.4 光の微粒説
 1.5 光の波動説
 1.6 光の微粒性と波動性の2重性
 1.7 幾何光学の範囲
    参考文献

第2章 光の直進
 2.1 光の直進の簡単な説明
 2.2 小孔暗箱
 2.3 物体の影
 2.4 視角
 2.5 光度と照度
    参考文献

第3章 光の反射
 3.1 光の乱反射と正反射
 3.2 反射の法則
 3.3 反射の法則の実験的証明
 3.4 平面鏡の反射
 3.5 平面鏡の移動によって生ずる反射像の移動
 3.6 平行に置いた2枚の平面鏡による累次反射
 3.7 傾きをなす2枚の平面鏡の行う累次反射
 3.8 傾きをなす2枚の平面鏡に反射された光線
    の方向転角
 3.9 平面鏡の応用および日光鏡
 3.10 小さな回転角の測定 
 3.11 光(ひかり)てこ(梃子)
 3.12 六分儀
 3.13 人工水平線
 3.14 回転鏡
 3.15 正立方体形三面鏡

第4章 球面鏡
 4.1 球面鏡の定義
 4.2 凹面鏡による光の反射
 4.3 凹面鏡の焦点および焦点距離
 4.4 凹面鏡における物体と反射像の位置の関係
 4.5 凹面鏡によって形成される軸外物体点の反
    射像
 4.6 凹面鏡によって形成される大きさある物体
    の反射像
 4.7 凹面鏡によって形成される反射像と物体の
    大きさの関係
 4.8 凸面鏡による反射
 4.9 凸面鏡の焦点および焦点距離
 4.10 凸面鏡における物体の位置と反射像の位置
    との関係
 4.11 凸面鏡によって形成される大きさある物体
    の反射像
 4.12 ニュートンの式
 4.13 球心を原点とする映像方程式
 4.14 凹面鏡の球面収差
 4.15 凹面鏡の縦の球面収差の計算
 4.16 凹面鏡の反射によって形成される焦表面
 4.17 焦表面に関する問題
 4.18 凸面鏡のの球面収差
 4.19 第4章における重要な点のまとめ

第5章 非球面反射鏡
 5.1 非球面反射鏡
 5.2 放物面鏡
 5.3 放物面鏡と球面鏡との比較
 5.4 放物面鏡の磨き型が反射像の位置に及ぼす
    影響
 5.5 放物面鏡の欠点
 5.6 放物面鏡の検査
 5.7 楕円面鏡
 5.8 双曲面鏡  
 5.9 点光源を用いて反射鏡を検査する方法
 5.10 フーコーの部分修正法

第6章 光の屈折
 6.1 屈折の法則
 6.2 光の屈折の法則の発見
 6.3 2つの平行平面を境界とする媒体を通過す
    る光線の屈折
 6.4 光の波動説と屈折率
 6.5 光学的不変量
 6.6 作図によって屈折光線の方向を求めること
 6.7 屈折光線の方向転角
 6.8 全反射
 6.9 潜水夫の見る世界
 6.10 臨海角の測定法
 6.11 水中の物体が近く見えること
 6.12 反射の法則を屈折の法則より導くこと
 6.13 フェルマーの法則
 6.14 平面平行ガラス
 6.15 平面平行ガラスによる物体の接近
 6.16 枠(わく)に入っている鏡の厚さ
第7章 プリズム
 7.1 プリズムの意義
 7.2 方向転角の最小
 7.3 稜角の小さいプリズム
 7.4 2個の薄いプリズムのの組み合わせ
 7.5 眼鏡用プリズムの屈折力
 7.6 光が任意のプリズムの面に擦れ擦れに入射
    する場合および射出する場合
 7.7 プリズムの第二面における射出角の一般式
 7.8 反射を行うプリズム
 7.9 プリズムの主切断面以外の平面を通過する
    光線
 7.10 ポロ・プリズムの光学的作用
 7.11 五角形プリズムを光軸に対して角θだけ回
    転した位置に取り付けた場合
    引用文献

第8章 球面における光の屈折
 8.1 球面における近軸光線の屈折
 8.2 屈折球面の焦点および焦点距離
 8.3 焦点を基点とした映像方程式
 8.4 球面における屈折光線の図式表示法
 8.5 大きさある物体の映像
 8.6 倍率
 8.7 ラグランジュ・ヘルムホルツの式

第9章 レンズ
 9.1 レンズの定義および種類
 9.2 1枚のレンズの光学的特性
 9.3 薄いレンズの焦点および焦点距離
 9.4 薄いレンズにおける物体距離と映像距離と
    の関係
 9.5 薄いレンズにおいて光軸上の物体Pに共役
    な映像P'を図法により求めること
 9.6 薄いレンズにおいて大きさある物体に共役
    な映像の位置および大きさを図法により
    求めること
 9.7 ディオプトリー
 9.8 物体距離および映像距離に対するニュート
    ンの式
 9.9 厚いレンズの光心
 9.10 厚いレンズの節点および節平面
 9.11 厚い凸レンズの厚さ
 9.12 厚いレンズの主点および主平面
 9.13 色々の厚いレンズの主点の位置および焦点1    距離
 9.14 厚いレンズの主点および主平面の性質
 9.15 厚いレンズにより形成される映像の位置を
    作図により見出すこと
 9.16 図法により節点N、N'の位置を見出すこと
 9.17 厚いレンズに対するラグランジュ・ヘルム
    ホルツの式
 9.18 厚いレンズの映像方程式
 9.19 薄いレンズの行うプリズムの作用

第10章 特別の形のレンズ
 10.1 水を充たしたガラス球の中の物体の見掛け
    の大きさ
 10.2 液体を充たしたガラス球によって形成され
    る映像の位置
 10.3 コジングトン・レンズ
 10.4 同心球面に囲まれたレンズ
 10.5 曲率零のレンズ
 10.6 ガラス内の気泡の光線屈折作用
 10.7 レンズを液体の中に漬けたときの焦点距離
    の変化
 10.8 薄いレンズの両側が異なる媒体である場合    の映像方程式
 10.9 空気レンズ
 10.10 catadioptricの現象

第11章 倍率
 11.1 薄いレンズにおける横の倍率
 11.2 レンズによって形成される縦の倍率
 11.3 角の倍率
 11.4 3つの倍率の関係
 11.5 光軸に対して傾いている線微片の拡大率
    引用文献
    問題

第12章 レンズの組み合わせ
 12.1 空気中に置かれて相接触している2枚また
    はそれ以上の薄いレンズの組み合わせ
 12.2 空気中に置かれ、光軸を共通にし、有限距
    離を隔てて置いた2枚の薄いレンズの組    み合わせ
 12.3 2個の薄いレンズの共軸合成系の焦点およ
    び主点の位置を作図法により求めること
 12.4 空気中に置かれた2個の厚いレンズを合成
    すること
 12.5 2つの光学系の合成系を屈折力の項で表す
    こと
 12.6 3つの光学系の合成
 12.7 合成系の焦点距離の比
 12.8 沢山の球面より成る共軸光学系

 

日・英・独索引集付 幾 何 光 学 2  (A5判 246頁)
目  次


第13章 光の分散と色消
 13.1 プリズムによる光の分散と色消プリズム
 13.2 光学ガラス
 13.3 光学ガラスの名称
 13.4 光学ガラスによる光の分散を表す式
 13.5 直視プリズム
 13.6 レンズの色収差
 13.7 色消レンズ
 13.8 光学的色消と科学的色消
 13.9 分散の不整と2次スペクトル
 13.10 アポクロマートを作るためのガラスの組み合わせ
 13.11 スーパーアクロマート
 13.12 アミチ式直視プリズムによる光の分散
 13.13 式(13・25)の証明
     引用文献

第14章 絞りの作用
 14.1 絞りの定義
 14.2 レンズの縁が絞りの作用をする場合
 14.3 絞りの開口を通過する光束の図解
 14.4 入射瞳、射出瞳および主射線
 14.5 主射線によって映像を形成すること
 14.6 開口角
 14.7 物体距離および映像距離を測る基点として瞳の中心を用いること
 14.8 光学系の視野
 14.9 薄いレンズと眼より成る光学系の視野
 14.10 立体を平面の上に射映する手段としての絞り
 14.11 テレセントリック光学系
 14.12 ヴィネッティング
 14.13 電子計算機を用いてヴィネッティングを計算し、その結果を図に表すこと
     引用文献

第15章 レンズの収差
 15.1 1つの球面の球面収差
 15.2 単レンズの球面収差
 15.3 残存球面収差
 15.4 球面収差の別の表し方
 15.5 正弦条件およびコマ
 15.6 コマの分量の表し方
 15.7 非点収差
 15.8 平面平行板を通り抜けた光線の非点収差
 15.9 プリズムを通り抜けた光線束の非点収差
 15.10 像面の反(そ)り
 15.11 ペッツファール条件と色消条件を満足するガラスの組み合わせ
 15.12 映像の歪曲(ゆがみ)と整像条件
 15.13 ザイデルの5収差
 15.14 ザイデルの記号を用いて残存収差を表すこと
 15.15 ザイデルの5収差およびシュワルツシルドの9収差の当てはまる範囲
 15.16 5次収差論
     引用文献
     参考文献

第16章 レンズの設計
 16.1 望遠鏡用対物レンズ
 16.2 望遠鏡用対物レンズの計算例
 16.3 2枚貼り合わせレンズの設計
 16.4 光学ガラスBK7とF3を組み合わせ、焦点距離=185mmの2枚接合レンズを設計すること
 16.5 光学ガラスSK13とF9を組み合わせ、焦点距離=185mmの2枚接合レンズを設計すること
 16.6 3枚接合レンズ
 16.7 対称形3枚接合レンズの1例
 16.8 対称形3枚接合レンズの半分の性質
    引用文献

第17章光線追跡
 17.1 光線追跡
 17.2 光線追跡を行うための式
 17.3 近軸光線追跡の計算例
 17.4 対物レンズの球面収差の計算例
 17.5 対物レンズの正弦条件の計算例
 17.6 対物レンズのコマの計算
 17.7 眼鏡用レンズの非点収差の計算
 17.8 像面の反(そ)りの計算 
 17.9 歪曲収差の計算
 17.10 SK13とF9を組み合わせ2枚の接合レンズの光線追跡
 17.11 対称形3枚接合レンズの光線追跡
 17.12 対称形3枚接合レンズの半分に対する光線追跡
 17.13 対称形3枚接合レンズの球面収差の計算
   付録1. sinθをθの級数に展開し、θ5まで計算した値
   付録2. カール・フリードリッヒ・ガウス
   付録3. ルードウィヒ・フォン・ザイデル

幾何光学1 幾何光学2
著者紹介
 山田幸五郎
  1913年 東京帝国大学物理学科 卒業 即日大学院入学
  1922年 東京帝国大学より理学博士の学位授与
  1939年〜45年 東京光学機械(株)取締役
  1956年〜58年 ロチェスター大学光学研究所客員教授
  1960年〜66年 東京電機大学教授・日本真空光学(株)代表取締役
  1966年〜70年 東京写真大学(現 東京工芸大学)学長
  1970年以降  東京工芸大学名誉教授
 主な著書
 「光学の知識」「趣味の光学」「紫外線光学機械論」「光学機械器具」他 
 
 
光 機 器 の 光 学 T −光学系の基礎と設計− (A5判 451頁)
目  次


第1章 理想光学系の結像
 1.1 まえがき
  1.1.1 概要
  1.1.2 レンズの一般−薄肉レンズと理想レンズ
 1.2 1つの屈折面による像
  1.2.1 物体距離と像距離による結像式
      −(s,s')表示の式
  1.2.2 光線高と傾角による結像式−(h,u')表示の
         
  1.2.3 焦点距離の結像式(ニュートンの式)
      −(z,z')表示の式
  1.2.4 縦倍率と横倍率、角倍率の関係
  1.2.5 平面の屈折による像
  1.2.6 球面鏡の反射による結像式
 1.3 複合光学系の結像−近軸光線追跡
  1.3.1 光線高、傾角表示による近軸追跡
  1.3.2 複合光学系の焦点、焦点距離、主点、節点
  1.3.3 主点、あるいは、焦点距離のまとめ
  1.3.4 複合光学系のの横倍率、角倍率、縦倍率
  1.3.5 薄肉レンズ系の近軸追跡
  1.3.6 光軸に垂直な平面物体の像と立体の像
 1.4 行列(マトリックス)による光学系の特性表示
  1.4.1 光線追跡と行列
  1.4.2 レンズ系の特性行列
  1.4.3 主点(主面)基準の結像の特性行列
  1.4.4 薄肉レンズ系の特性行列(空気中)
  1.4.5 物、像面基準の特性行列
 1.5 望遠鏡系−アフォーカル系
  1.5.1 望遠鏡系の結像の特性
  1.5.2 望遠鏡系の特性行列
  1.5.3 望遠鏡系における有限距離物体の結像
 1.6 傾斜した物、像面上の結像−シャインプルーフ    の条件
  1.6.1 傾斜した物、像面の傾き角の関係
  1.6.2 傾斜した像面上での像の歪みの

第2章 光学系の絞りとその応用
 2.1 光線と絞り
  2.1.1 光線束とマリュウの定理
  2.1.2 開口絞りと視野絞り
 2.2 開口絞り−入射瞳、射出瞳、主光線
  2.2.1 単レンズと開口絞り
  2.2.2 口径食と開口効率
  2.2.3 開口数とFナンバ
  2.2.4 主光線について
  2.2.5 光学系の入射瞳、射出瞳、主光線
  2.2.6 テレセントリック光学系
 2.3 視野絞り−入射窓、射出窓
  2.3.1 入射窓と射出窓
  2.3.2 視野絞りが物体面や像面に一致しない場合
 2.4 光学系における瞳と視野絞り
  2.4.1 2つの離れたレンズの場合
  2.4.2 フィールドレンズ−瞳の結像
 2.5 肉眼視と光機器と目の瞳
  2.5.1 目の光学的な特性
  2.5.2 目で見る光機器の射出瞳と目の瞳
第3章 光学系の概要
 3.1 単レンズとルーペ
  3.1.1 単レンズの概要
  3.1.2 薄肉レンズ
  3.1.3 厚肉レンズ
  3.1.4 平行平面板
  3.1.5 ルーペ(虫眼鏡)とその倍率
 3.2 2群レンズ
  3.2.1 2レンズ系の一般的特性
  3.2.2 薄肉密着レンズ系
  3.2.3 2つの凸レンズ(系)の合成
  3.2.4 凸レンズと凹レンズの合成系
  3.2.5 凹レンズと凸レンズの合成系
  3.2.6 2枚の凹レンズよりな合成系
 3.3 反射鏡系
  3.3.1 球面鏡(表面鏡)
  3.3.2 裏面鏡とマンギン鏡
  3.3.3 2面の球面鏡系
 3.4 望遠鏡系(アフォーカル系)とその応用
  3.4.1 2枚(群)レンズよりなる望遠鏡
  3.4.2 望遠鏡系と通常の光学系の
      組み合わせ

第4章 平面鏡とプリズム
 4.1 平面鏡
  4.1.1 1枚の平面鏡の像
  4.1.2 2枚の平面鏡
  4.1.3 3枚以上の平面鏡
  4.1.4 表面鏡と裏面鏡
 4.2 平面鏡の反射の行列表示
  4.2.1 1枚の平面鏡の反射行列
  4.2.2 2枚以上の平面鏡の反射行列
 4.3 プリズム
  4.3.1 反射材としてもプリズム
  4.3.2 屈折部材としてのプリズム

第5章 幾何光学的な収差−光線収差
 5.1 光線追跡の概要
  5.1.1 光線追跡とスポットダイアグラム
  5.1.2 光線の屈折
  5.1.3 非球面の表示式
 5.2 ザイデルの5収差
  5.2.1 球面収差
  5.2.2 コマ
  5.2.3 非点収差
  5.2.4 トーリック面を含む光学系
  5.2.5 像面彎曲
  5.2.6 歪曲(ディストーション)
 5.3 色収差
  5.3.1 色収差を分散
  5.3.2 近軸の色収差と補正
  5.3.3 残存色収差(2次スペクトル)
  5.3.4 横の色収差とコマの色収差
  5.3.5 球面収差の色収差(収差の色収差)
 5.4 単レンズ(ルーペ)、薄肉ダブレット、
    平行平面板の収差
  5.4.1 単レンズの球面収差、コマと
      ベンディング
  5.4.2 球面収差、色収差を補正した
      薄肉ダブレット
  5.4.3 平行平面板の諸収差

参考文献

 

光 機 器 の 光 学 U
 −光学系の結像評価とレーザ光学− (A5判 386頁)
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目  次

第6章 結像性能の評価
 6.1 まえがき
  (1) 像評価の概要
  (2) 5収差と色収差による像評価 
 6.2 スポットダイアグラムによる像性能の評価
  6.2.1 点像、線像、エッジ像
  6.2.2 スポットダイアグラムの算出と評価2
 6.3 波動光学的像評価
  6.3.1 波面収差
  6.3.2 回折像の強度分布(点像)
 6.4 OTFと像評価
  6.4.1 光学系のOTFの概要
  6.4.2 幾何光学的OTF
  6.4.3 波動光学的OTF
  6.4.4 レンズ性能のMTFによる評価
 6.5 コヒーレント照明の結像
  6.5.1 アッベの再回折理論
  6.5.2 コヒーレント照明の光学系の分解能とMTF
  6.5.3 部分コヒーレント照明の光学系の像とMTF

第7章レーザビームの光学
 7.1 レーザビームの光学特性
  7.1.1 レーザビームの一般的な特性
  7.1.2 レーザビームと光学系
 7.2 有限の開口をもつ光学系のレーザービーム
  7.2.1 レーザビームのtruncate
  7.2.2 ガウスビーム光学系の収差補正
第8章 像の明るさと照明系
 8.1 放射量と測光量−光の物理的明るさと
    心理物理的な明るさ
  8.1.1 放射量−放射に関連した諸量
  8.1.2 測光量−測光に関連した諸量
 8.2 光学系の像の明るさ−像の照度
  8.2.1 軸上像の照度と輝度
  8.2.2 軸外像の照度とcos4乗則
 8.3 照明系の基本−顕微鏡照明の場合
  8.3.1 照明光学系の基本型
  8.3.2 テーラー照明

参考文献


光機器の光学T 光機器の光学U
著者紹介
 早水良定
  昭和20年9月 東京帝国大学第2工学部 航空機体学科 卒業
  昭和27年3月 オリンパス光学工業(株)入社 光学系の設計等、光学開発業務に従事
  昭和59年4月 同社を退職し、同社参与等を経て、現在、光学技術コンサルタント
 主な著書
 「結晶解析」(共著)永井書店 「光学技術ハンドブック」(共著)朝倉書店
 「医用光学器械」(共著)永井書店 「光学的測定ハンドブック」(共著)朝倉書店他
 
 


収  差  論 (A5判 172頁) 購入申込
目  次

1.序論
 1.1 収差論の役割と効用
 1.2 収差論の基礎としての近軸理論
 1.3 レンズ設計における近軸理論の活用

2.収差論の導出
 2.1 Hamiltonの特性関数
 2.2 Herzberger理論の概要

3.実用的な収差論とその公式
 3.1 Herzberger理論の実用的な形への変換
 3.2 収差係数の正規化
 3.3 収差係数の計算と活用の実際
 3.4 薄肉系の収差係数
 3.5 薄肉系の固有係数
4.演習と事例研究
 4.1 ガウス型レンズの近軸解析
 4.2 ガウス型レンズの収差係数
 4.3 望遠型レンズの形状決定
 4.4 トリプレットの形状決定
 4.5 カタディオプトリック系の設計検討

5.付属資料
 資料1 Herzbergerの原論文
 資料2 冪級数展開に関する注意事項
 資料3 換算座標の数値モデル
 資料4 Helmholtz-Lagrange不変量
 資料5 光学系各面の収差係数計算公式の導出
 資料6 薄肉系の理論とその応用(英文)

 
 


偏心の存在する光学系の3次の収差論  (B5判 34頁)
収差論の応用編−光学系の偏心の問題を収差論的に取り扱う方法を解説
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目  次


1.はじめに

2.偏心の存在する光学系の3次の収差展開式

3.任意のエレメントの平行移動によって発生する収差項

4.任意のエレメントの傾きによって発生する収差項

5.応用例
 5.1 JNLTとその光学系
 5.2 偏心収差係数の計算
 5.3 偏心許容量のの算出
 5.4 スポットダイヤグラムによる結果の確認
 文献

(付録)偏心の存在する光学系の3次の収差論の導出
 1.回転対称な光学系の3次の収差展開式
 2.基準軸に垂直な方向へのエレメントの平行移動
 3.基準軸に対するエレメントの傾き
 

偏心光学系の3次の収差論  (B5判 34頁)
−3次の偏心量(側方への変位と傾き)まで考慮に入れた取扱い−
戻る購入申込
目  次


1.はじめに

2.偏心を光軸に対するエレメントの側方への変位と考えた場合
 2.1 一般的な場合
 2.2 各エレメントの偏心が特定の子午平面内で起こると考えた場合
 2.3 特定の1個のエレメントだけが偏心するとした場合

3.偏心を光軸に対するエレメントの傾き考えた場合
 3.1 一般論
 3.2 各エレメントの偏心(傾き)が特定の子午平面内で起きる場合
 3.3 光学系の中の第μエレメントだけが偏心(傾き)するとした場合

4.おわりに
 文献
 

結像光学入門  光学系の取扱いの基礎 (A5判 143頁)購入申込
目  次


第1章 序論
 1.1 はじめに
 1.2 光源と光学系の役割
 1.3 幾何光学とその基本法則
 1.4 平らな境界面での光線の屈折
 1.5 平らな境界面での光線の反射
 1.6 光学用の材料について

第2章 結像光学系の基礎(1)近軸理論
 2.1 結像とはどういうことか
 2.2 距離や長さに関する量の定義と符号の約束
 2.3 球面での光線の屈折と近軸結像
 2.4 横倍率とヘルムホルツ−ラグランジュの不変量
 2.5 非球面と反射面の取扱い
 2.6 光学系の構造と近軸光線の追跡
 2.7 薄肉レンズと近軸結像
 2.8 実際の光学系と近軸結像
 2.9 光学系の焦点距離と主点位置の計算
 2.10 アフォーカル系とその基礎

第3章 結像光学系の基礎(2)収差とその性質
 3.1 光学系と絞り
 3.2 理想結像と収差
 3.3 球面収差
 3.4 コマ収差
 3.5 正弦条件
 3.6 非点収差と像面湾曲
 3.7 歪曲
 3.8 色収差
 3.9 偏心による収差
第4章 結像光学系の機能
 4.1 像の大きさ
 4.2 像の明るさ
 4.3 画像情報の伝達特性
 4.4 分光透過率と色再現特性

第5章 レーザー用光学系の基礎
 5.1 レーザービームの形態
 5.2 光学系によるビーム形態の変化

第6章 レーザー用光学系の機能とその応用
 6.1 スポットの形成
 6.2 画像のフーリエ変換

第7章 光学系の活用に関する補足事項
 7.1 物体の結像と瞳の結像
 7.2 光学系の前後の向き
 7.3 プリズムの機能とその応用

 問題に対する解答


収差論
偏心の存在する光学系の3次の収差論
偏心光学系の3次の収差論 結像光学入門

著者紹介
松居吉哉
  昭和23年 東京大学第二工学部精密工学科卒業
  昭和37年 5次収差論の実用化の研究により工学博士号を取得
 主な著書
  「レンズ設計法」(共立出版)
  「Fundamentals of Practical Aberration Theory World Scientific(共著)他


波動光学T (干渉、回折、偏光) (A5判 100頁)購入申込

目  次

1 干 渉
 1.1 はじめに
 1.2 2光束の干渉
 1.3 複素振幅
 1.4 光源に大きさがある場合
 1.5 集光レンズを用いてスリットを照明した場合
 1.6 光源が単色光でない場合
  1.7 振幅の分割による干渉
  1.8 繰返し反射干渉
  1.9 光の可干渉性
 問 題
 
2章 回 折
 2.1 はじめに
 2.2 回折の基礎的な考え方とその理論
 2.3 基礎事項の数式化
 2.4 キルヒホッフの近似
 2.5 波動方程式
 2.6 平面波理論
 2.7 球面波理論
 2.8 観測面による回析の分類
 2.9 フレネル回析
 2.10 フランホーファ回析
  2.11 フランホーファ回析の例
  2.12 結像光学系の分解能
  2.13 回折格子のフランホーファ回析
  2.14 アッベ (Abbe)の結像原理
 問 題
3 偏 光
 3.1 偏光の概念
 3.2 直線偏光・円偏光・楕円偏光
 3.3 反射・屈折による偏光
 3.4 光学的異方性・複屈折
 3.5 光線速度と法線速度
 3.6 屈折率楕円体
 3.7 位相板・補償板
 3.8 白色偏光、二色性、施光性
 3.9 偏光子
 3.10 外的要因による複屈折
 問 題
 
 参考文献
 索  引

著者紹介
 鈴木達朗
  大阪大学名誉教授
 一岡芳樹
  大阪大学名誉教授


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