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設立の目的・背景会員名簿役員名簿顧問 特例民法法人の該当性について(公表)

設立の目的・背景

目的
 
 これまで光学、電子、機械、材料等の産業は、既存の産業構造の上にそれぞれ発展を求めてきましたが、今後は、在来の産業構造を超えた新しい産業技術の発展を促進し、これによる新産業分野の形成をはかっていくことが重要であります。
 我が国は、かって機電一体化による「メカトロニクス」の振興をいち早くはかることにより各種民生機器から産業用機械に至る機械産業の発展をもたらしました。しかしながら、今日機械製品の中には技術的に成熟したものが多く、今後はメカトロニクスと光学技術を一体化することによって、光センサーあるいはマシンビジョン利用機械システム、光利用計測、二次元・三次元情報の処理、光エネルギー利用加工・処理等に関する新機材の発展が期待されます。
 本会は、1962年以来、産・官・学の科学技術者が協同して光学技術の高度化をはかってきました光学技術研究組合及び光学工業技術協会の光学技術開発に関する業績を継承し、広く光学、機械、電子、材料等産業分野における光関係企業の参加協力を得て、光学技術とメカトロニクスを一体化した新機械産業技術「オプトメカトロニクス」と関係機材並びに市場の展開をはかり、もって新しい産業の発展に資することを目的としています。

背景
 
 1960年に米国でレーザーが開発されて以来、光学と電子技術を一体化したオプトエレ クトロニクス技術による光通信を軸とした情報の伝送・記憶等に関する産業技術の振興が行 われてきました。また、機械産業の分野では1971年以来、機械工学と電子工学を一体化 したメカトロニクスの振興をはかり各種自動制御機械の発展がもたらされています。
 一方、光学技術は光を二次元的あるいは三次元的に取り扱う産業技術で、本分野では19 62年に鉱工業技術研究組合法による光学工業技術研究組合が設立され、以後、産・官・学 の科学技術者が協同して光学技術の高度化を促進し、レンズを軸とした光学産業の発展をも たらしました。1981年に本技術研究組合は目的を果たして解散し、新しく光学的情報処 理とメカトロニクスとの結合を目的とした任意団体・光学工業技術協会が設立され、境界領 域技術に関する調査研究がすすめられてきました。
 本会は、これらの技術的成果を基礎とし、X線から赤外線に至る光学技術とメカト ロニクスを一体化した新産業技術「オプトメカトロニクス」の振興をはかることを目的とし て1987年に設立されました。
 本産業技術の振興は、オプトロニクス用素子、デバイスの進展を促進し、教育・民生機器 、印刷・事務機械、医療・福祉機械、防災・安全機器、工作機械、超精密機械、産業機械、航空・宇宙機械、輸送機械、土木・鉱山機械、農林・水産機械等機械製造における自動化、インテリジェント化、超精密化及び高密度化、機能の複合化などに多大の効果を及ぼし、機 械産業の次世代に向けての発展を大きく促進することが期待されます。
 


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